

防音の仕様はいちばん薄いもので、振動を抑えるマット1枚、遮音マット1枚、タイルカーペット仕上げとなっています。
タイルカーペットは部分的な床防音に使った2畳分しかないので、部屋の中心と壁際に敷いて測定しています。
防音室の隣の部屋に伝わる振動も弱くなり数値も下がっています。
下の写真は掃除機音で測定したものです。


音源そばで90デシベル、防音パネルの壁際で80デシベル、写真の壁裏となります。
この仕様は主にマンションでの子供の足音対策でやっていたものです。
薄くても費用対効果が高く好評でした。
防音材の枚数、組み合わせで効果も上がるので、騒音や楽器の演奏でも振動、音漏れを弱めることができます。
音を出す部屋を変えて同じ測定してみると、床付近ではほとんど差はありませんが、防音パネルの壁際で少し数値が下がりました。
相乗効果が出ました。
壁に立てて使う吸音パネルをこのように使って測定もしてみました。

部分的防音の効果がちゃんと出ていて、下の部屋に抜ける音も小さくなり、相乗効果で壁の数値も下がっています。
床に置いた時も僅かに数値が下がりました。
床の防音の上からより、フローリングの上に直接置いた時の方が振動の弱まるのがよく分かります。
引き続き深夜に外への音漏れなども測定してみます。
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