
固定せず立て掛けて使用する場合は角度がつくので、側面に隙間ができます。
壁で使用し、アップライトピアノの後ろに設置したり、金物で固定すれば、隙間はほとんどなく設置できます。
私が設置した窓前の場合は、壁際と側面に隙間がでました。


この部分を塞ぐと効果も少し上がります。
吸音材や制振材の細かい端材で適当に塞いでみても違いがでます。


隙間があれば音は通るし、何もしていない部分には振動が伝わるので、これだけでも差があります。
木造住宅2階の6畳部屋で周波数測定をしてみるとこのようになりました。
部屋には窓が2箇所あり、片方だけに設置しています。
始めは窓を閉めてガラスだけの状態

吸音パネル2枚を並べて設置すると

更に隙間を塞ぐと

このような結果になりました。
小範囲の部分防音で効果を得るには、それなりに大事なことと思います。
二重サッシほどの効果はありませんが、事情があり設置できない場合はこのように使うこともできます。
まだこの他にも工夫の仕方があるので、また紹介しようと思います。
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