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窓の前に立て掛けた吸音パネル。

固定せず立て掛けて使用する場合は角度がつくので、側面に隙間ができます。

壁で使用し、アップライトピアノの後ろに設置したり、金物で固定すれば、隙間はほとんどなく設置できます。

私が設置した窓前の場合は、壁際と側面に隙間がでました。


この部分を塞ぐと効果も少し上がります。

吸音材や制振材の細かい端材で適当に塞いでみても違いがでます。


隙間があれば音は通るし、何もしていない部分には振動が伝わるので、これだけでも差があります。


木造住宅2階の6畳部屋で周波数測定をしてみるとこのようになりました。
部屋には窓が2箇所あり、片方だけに設置しています。

始めは窓を閉めてガラスだけの状態


吸音パネル2枚を並べて設置すると


更に隙間を塞ぐと

このような結果になりました。

小範囲の部分防音で効果を得るには、それなりに大事なことと思います。

二重サッシほどの効果はありませんが、事情があり設置できない場合はこのように使うこともできます。

まだこの他にも工夫の仕方があるので、また紹介しようと思います。

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防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

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