今までにない高性能な防音パネル

壁用防音パネルがこの形になったのは、他業者の防音工事の失敗、DIYでの失敗、施工経験から考えて製作しました。
どの部分で失敗し、何が足りないかなどいろいろ見てきてたので、それが元になっています。
①遮音マット、シートをDIYで貼るには難しい。
遮音材は性能が高くなるほど重たくなるので、腕力と技術が少し必要になります。
床では敷く形になるのでそれほど苦労しませんが、壁の場合は慣れないと上手くいきません。
厚さ1.2ミリほどのロールタイプで天井から床まで伸ばして貼るのも、経験していないと少し難しいと思います。
私が使っている遮音材は工事と同じもので、2.4ミリと3ミリと4ミリの3種類。
ロールタイプではありませんが、3ミリのほうが91センチ角で5Kg近くあります。
2.4ミリのほうは同じ大きさで3ミリよりも高密度で重たく、4ミリは更に重たくなります。
柔軟性もあるのでDIYで隙間なく綺麗に貼るのはとても苦労すると思います。
壁用防音パネルはそれらのことを考えて、工事で使う約1/4の大きさをパネル裏全体に入れてあります。
なので、パネルを4枚を並べれば真物を1枚貼ったのと同じになり、腕力のない方でも簡単に設置が出来るようになっています。
②吸音材を壁に直接貼ると、汚れた時や物が引っかかって毛羽立った時に取り替えが面倒。
吸音材を壁に直接貼っても良いのですが、時間が経てば多少は汚れて変色もするし、物が引っかかって毛羽立つと元には戻りません。
両面テープやボンドで貼ってあると取り替えるのも面倒です。
壁用防音パネルは、枠にはまっている形なので、そのような時も取り替えが楽になりす。
生地などで覆ってセットすれば、汚れも付かず生地の洗濯もしくは取り替えだけになり、吸音材を擦ったりすることもないので毛羽立つ心配もありません。
パネルには枠があるので、直接貼った時よりは吸音材の面積は少し小さくなりますが、その分は後から性能アップできるようにしてカバーしてあります。
③効果や仕上げなどの伸び代。
DIYでは購入したものを直接貼って終わるということがほとんどです。
当店パネルの場合は、並べて設置する事でパネル枠が合板などの仕上げ材を貼る下地になります。
遮音性能のアップもでき、見た目も好きに仕上げが出来るように幅を持たせてあります。
④手間を減らして簡単にする。
防音性能を高める為には1種類の防音材では難しく、ほかの種類の材料との組み合わせで効果を上げていきます。
壁用防音パネルは4行程分がひとつになっており、並べて設置するだけで、木下地、吸音、遮音、制振の作業ができます。
DIYがあまり得意でなかったり防音の知識がない方でも、比較的簡単に設置することができ効果も出しやすいです。
⑤DIYを楽しむ
DIYなので最終的な見た目を拘る方もいると思うことから、防音の作業は当店、最終的な仕上げはご自身でできるように考えました。
壁紙仕上げで設置前と変わらない雰囲気にするもよし、楽器演奏なら有孔ボードを貼るもよし、レンガ調のシートでも良いですし、杉板などで仕上げることもできるのでDIYでやるなら楽しんで頂きたいと思っています。
主にこのようなことを考えて製作した防音パネルになります。
ご希望の仕上げが出来るかどうか心配などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
▼壁用防音パネル*設置後の仕上げ方
▼壁用防音パネル*紹介動画
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