
昨年からずっと設置したまま様子をみていましたが、真夏、真冬を経て落ちなかったので、取り外しました。

釘類は使っていないので、天井には傷ひとつなく原状回復できます。

このパネルは材料を購入して作る事ができ、写真のように生地で覆ってアレンジもできます。
・DIYでご自宅のピアノ教室を防音した女性の先生のアレンジ↓
https://ameblo.jp/5654199/entry-12640724136.html
取り外した写真のものは、制振フェルト1枚と吸音ウール2枚を合わせたものですが、
最初はフェルトと吸音ウールを1枚ずつにして様子を見て、後から吸音材を1枚プラスする事もできます。
石膏ボード、合板、、コンクリート直の天井と壁に設置可能です。
写真の仕様では幅広い周波数を持つピアノの演奏にも効果があります。
この吸音ウールは20ミリ厚ですが、少し硬めで40kg/m3と密度が高く、特注のためほとんど出回っておりません。
似ているものもありますが、密度が低いと裏に抜ける音も大きいです。
・類似品で上手くいかなかったお客様から頂いた端材と比較した動画↓
https://www.instagram.com/p/CF9SZMqlxpi/?igshid=ll7dvscd2c4r
施工担当時は50ミリ厚の密度25kg/m3の吸音材を制振フェルトと合わせていました。
(防音設計士がプロのピアニストと実験を行なって効果を確認した仕様)
フェルトが約6ミリなので約56ミリの仕様になります。
今回取り外した写真のものは、測ってみると53ミリで、生地で覆って55ミリというところです。


密度が高いので同等以上の性能があります。
密度が高いということは重いという事になります。
・製品の重さは防音効果に関係しています↓
http://bouondaiku.blog.fc2.com/blog-entry-336.html?sp
賃貸では、なかなか遮音マットを使えないので、天井と壁の音漏れ対策、騒音対策では、この仕様がベストではないかと思います。
・壁のほうは、壁用防音パネルを立てかけるような仕様にして並べ、余白の部分にこの吸音パネルを設置すれば効果も大きく稼げるようになります↓

防音材は性能グラフだけを見てあてにするのではなく、密度の数値も見ると良いと思います。
後は業者の使い方(ノウハウ)も大事です。
高い性能を持つ材料でも活かせないのであれば、逆効果になったりなど意味がなくなってしまいます。
設置方法を見ても、貼る、立てかける、留める、ぶら下げる、敷く、などあるのですから。
防音は細かい部分をしっかりやらないと性能は伸ばせません。
お問い合わせ・相談↓
https://www.bouon-kobo-shin.com/contact
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