足音やドアを閉める音、物を落とした時などの衝撃音(固体音)は非常に厄介で音を減らすには基本的には工事が必要になります。
賃貸では工事が不可能なので、DIYする場合にも方法が限られてしまいます。
当店の場合は下の写真のように、ホームページ掲載の制振フェルトと吸音ウールで対策します。



制振フェルト1枚と吸音ウール2重で貼り合わせありますが、吸音ウール1枚から試して後から2重にする事も可能です。
これを天井1面に隙間なく設置します。
作り方も簡単で、木工用ボンドを使って貼り合わせます。
取り付け方は虫ピンで数カ所刺して留めるか、ピンを刺さずに両面テープとボンドで貼り、現状回復する時に跡が残らないようにもできます。
衝撃音に対しての効果は余りありませんが、それ以外の音(空気で伝わる音)には効果があります。
衝撃音が建物を伝わり部屋に入ってきた音が空気音として聞こえる分があるので若干の効果は期待できます。
部屋内の反響音も軽減して吸収するので自分の出す音も部屋の外に漏れる時には軽減されます。
壁にも同じように使えるので、天井、壁と併せて設置すれば相乗効果で効果も高まります。


見た目は何もしなければ白い表面となりますが、生地でアレンジして見た目を自分好みにする事も可能です。
壁のほうは現在、遮音マットも併用するテストをしていて上手くいっているので改めて紹介したいと思います。
吸音ウールと制振フェルトは特注の密度が高いもので、類似品より効果も高く害もないので安全です。
小さな子供がいる場合やアレルギーがあるなら、グラスウールやロックウールを使うよりも遥かに安全です。
賃貸の騒音でお困りで、今より少しでも改善したいと思う方なら検討する価値もあるかと思います。
分譲マンションの天井は出来れば工事をするのがベストですが、工事が高額すぎて厳しい人向けのDIY天井防音という内容でもう少しレベルアップした方法を改めて紹介したいと思います。
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