fc2ブログ
アイキャッチ画像

高性能防音材を使って賃貸でドアや引き戸の防音対策ができるようになりました

賃貸でドアや引き戸などの防音対策が簡単にできるようになりました。




賃貸マンションやアパートでドアや引き戸の防音をするのは中々難しいことですが、当店が考えた壁の防音対策とほとんど同じ方法で対策が出来ます。

取り付け方は簡単で道具もほとんど必要ありません。
賃貸の壁の防音対策で言うと、仕様②の形でドアや引き戸、クローゼットの折れ戸に設置します。

▼賃貸の壁の防音仕様
http://bouondaiku.blog.fc2.com/blog-entry-378.html?sp

1度目はドアに設置して現状回復してみましたが、

表面のプリント合板が劣化していたため木目も一緒に剥がれて失敗してしまいました。

プリント合板ではなくダイノックシートなどのドアならほぼ問題ありませんが、古い家もあれば塗装の建具もあると思うのでいろいろと考えてみました。

そこで次は設置方法を少し変えて引き戸のほうに設置して現状回復をしてみました。

接着力も文句なしで現状回復も上手くいきました。これで古い建具や塗装仕上げでも設置できる場合が多くなるので、使える人の幅も広がったと思います。
引き戸の表面もドアと同じプリント合板です。

現状回復した時の様子を撮影したので動画をインスタグラムに投稿しています。
▼動画
https://www.instagram.com/tv/CVpfn2Rgb8Z/?utm_medium=copy_link

最近の賃貸防音対策の動画はYouTubeにも投稿しているので、見やすいほうでご覧になってください。
▼YouTube
https://youtube.com/channel/UCMLDtsBRheJ9k9cF0Vt3gwA

動画では少量の防音材で試していますが、重さに対して接着面の量を決めるので、ドアや戸の全体に設置した時も落ちる心配はありません。

高密度で性能の高い遮音材を使っているので重さもあり、軽いフラッシュ戸でも安定して防振と遮音効果が出ます。
そこに吸音材などを重ねることで簡易的でもそれなりの防音効果が出せます。
建材メーカーの建具ならフラッシュ戸タイプよりも効果は少し大きくなります。

ドアや引き戸はいろいろな大きさがありますが、大体ドアでは1枚につき10kg前後の重さが加わります。 防音材を設置したら、戸当たりを工夫して防音効果を高めます。

賃貸では床面に戸当たりを設置することは少し難しいので、現状回復が可能な方法を3パターン用意して購入者に選んでもらう形をとります。

引き戸は、上吊り式ならそのままで使えますし、敷居の場合はアルミのレールならそのまま使えます。
和式の敷居と鴨居の引き戸なら、敷居のほうにほんの少し工夫をしてやれば開閉を楽にできるようになります。

防音材の量はドアで言えば
高さ1820ミリ以内なら、ホームページの吸音ウール、制振フェルト、遮音マットM3の4枚セットを各1つずつ購入すれば足ります。
高さ2000ミリくらいなら、4セット+1枚の5枚ずつ購入すれば充分に足ります。
発送も1口にまとめられるので安価で費用対効果も高いです

お住まいのドアや引き戸に設置できるかどうか分からない場合はこちらで判断できますので、お気軽にお問い合わせください。

▼問い合わせ・相談
https://www.bouon-kobo-shin.com/contact


スポンサーサイト



防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

トラックバック