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写真は先日製作した窓用防音パネル(廉価モデル)です。
フルート、サックスなど、いろいろな管楽器を演奏されるお客様で、個室の防音BOXから漏れた音が部屋の窓から漏れるということでご注文いただきました。
後日感想をいただけるかもしれないので待ちたいと思っています。

今までいろんなサイズの窓用防音パネルを作ってきましたが、今回製作のものが最大サイズで運送業者の規定サイズギリギリとなっています。
最大サイズは窓枠内寸法の高さと幅の合計が、
2メートル77センチ(2770ミリ)となります。

高さ+幅=2770ミリ以内なら問題なく製作可能となります。

2辺の合計が2770ミリを超えるパネルの製作も可能ですが、運送業者を変更する必要があるので送料が少し割り増しになると思います。
※ホームページに掲載されているように掃き出し窓のような大きなサイズは製作できません。

重さは最大サイズで1枚で約13kgになり、写真のような引き違いの2枚1組になると、合計で約26kgになります。
パネルが大きいほど重くなりますので、それなりに持ち上げる力も必要になります。
ホームページの設置説明では、パネルを上に持ち上げてパネル下部を入れるようになっていますが、腕力がない方や女性向けには下図のような設置方法を勧めています。

この図は出窓の場合ですが、普通の窓でも下枠にパネルを一旦置いて位置を合わせて、そのままパネル上部をゆっくり押して入れる設置方法です。
これならパネルを下枠に乗せるまでの力だけあればよいのでだいぶ楽に設置する事ができます。


もうひとつ、廉価モデルについてのよく質問されることがあるのですが、防音性能は通常モデルも廉価モデルも同じです。
廉価モデルは手間をかけた仕上げをしていない分、価格が下がるというだけです。
価格の差は写真の最大サイズですと約10,000円以上安くなります。

通常モデルは結露に対して裏面もしっかり作っていますが、下枠(パネルを置くところ)がびちゃびちゃに濡れるようなことがなく、見た目に拘りがなければ廉価モデルで充分だと思います。

見た目をアレンジしたければ、クロス(壁紙)や生地など貼れるし、塗装もできるので、好みの仕上げをすればオリジナリティが出て良いと思います。
合板の縁取りがない廉価モデルでも、後から簡単に縁取りを追加できるので、クロスや塗装の見切りとして取り付ければ綺麗に仕上がると思います。

作業はとても簡単です。

アレンジができそうもない方はご相談ください。出来る限り対応します。

性能に関しては動画をご覧になり参考にしてください。現在はインスタグラムにしか投稿していませんが、YouTubeでも順次公開していく予定です。


▼問い合わせ・相談

https://www.bouon-kobo-shin.com/contact


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防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

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