賃貸で防音室をDIYで作った場合の防音効果
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https://www.instagram.com/reel/CY6H60jondE/?utm_medium=copy_link
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賃貸の壁防音+床防音+天井防音
https://youtu.be/pwjtOghSa1A
この実験は昨年の末頃に集中的に行った、賃貸マンション・アパートの壁の防音対策 実験①~③に当店でいちばん簡単な床の防音と天井の防音を併用した実験になります。
時間のある方は実験①~③と比較してみてください。
実験①~③と全て同条件で計測していますが、1番効果が分かりやすいのは最後の実験③と同条件の周波数測定になります。
床の防音には遮音と防振性能があるので、振動音(固体音)を軽減しています。
天井の吸音パネル(素材から作る手作り吸音パネル)は今まで石膏ボードに音が反射していた反響音を軽減しています。
壁のみの防音にこの2つの効果がプラスされ、低音域から高音域全てで効果が上がっています。
◆元音

◆壁面のみの防音

▼壁のみの詳しい防音効果はこちら
http://bouondaiku.blog.fc2.com/blog-entry-393.html?sp
◆壁面+床面+天井の防音

グラフで比較すると、
・低音域で約5デシベル
・中音域で約10デシベル
・高音域で約8デシベル
効果が上がっています。
全て既存の天井、壁、床から防音施工をするのですが、防音仕様(厚み)は
・天井で約3センチ
・壁で約3.5センチ
・床で1.4センチ
となります。
薄くコンパクトな簡易防音でもこれだけの効果が出せるのは、防音素材の性能の高さとバランスの取り方にあります。
賃貸で現状回復が可能でこれだけの効果が出るものはほとんど無いと思います。
実際の部屋ではドアやサッシ、防音出来ない場所がある事を考えると少し効果は下がるかもしれませんが、賃貸、持ち家かかわらず簡易防音室を作ることが可能です。
持ち家では賃貸のような制約がないので、素材のみの対策でも更にレベルの高い防音が可能です。
楽器や声楽、生活音の音漏れ対策でも、近隣や隣人、外からの騒音対策でも、どちらにも対応できる仕様になっています。
量販店などで売られている大量生産の素材やグッズで対策するよりも良い防音ができます。
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