DIYで天井防音対策ができる防音パネル
天井防音パネルの実験動画③-1、③-2を公開しました。石膏ボードに天井防音パネルを設置して、透過損失(効果)を確認しています。
動画はYouTubeとインスタグラムで公開しています。
■YouTube
▼実験③-1
https://youtu.be/9yhkMzlVBKg
▼実験③-2
https://youtu.be/-MXu2jwG8Yg
■インスタグラム
▼実験③-1
https://www.instagram.com/reel/CeDgvpspt7l/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
▼実験③-2
https://www.instagram.com/reel/CeGJOadJA89/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
③-1では音楽を使って計測
③-2では周波数信号を使って計測しています。

9.5ミリ石膏ボードに両面テープとボンドで天井防音パネルを設置しています。性能アップ時のフェルトと吸音ウールもパネルの上から両面テープとボンドで設置しています。
通常、木造とマンションの二重天井は石膏ボードが貼ってあり、天井裏に空間があるため石膏ボードに防音パネルを設置して計測しています。
コンクリート直の天井の場合は、天井裏の空間がないので、内部で音が響かない分、若干ですが効果が上がる場合があります。
ユーザーのほとんどが石膏ボードにパネルを設置することになるので、効果は9.5ミリ石膏ボードと天井防音パネルを合わせた効果になります。



実験で出た効果は以下の通りです。
低音域
20Hz~600Hz: 7dB~25dB減(16~32dB)
中音域
700Hz~2kHz: 15dB~38dB減(20~40dB)
高音域
3kHz~20kHz: 25dB~52dB減(37~60dB)
※( )内は性能アップした場合の効果
※効果はお住まいの構造(木造住宅、RC(鉄筋コンクリート)造、天井裏の空気層、天井の下地材)などにより違いが出ます。
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動画内でも説明していますが、囲いの4面と底面からの音漏れを無くして計測した場合は効果を高く見せられます。
当店以外の製品で動画と同条件で計測すれば、製品に掲載されている効果より確実に下がるような設定で実験しています。
当店で出している効果は、全てユーザーが使用した場合に近い効果を発表しています。
◆壁用防音パネルとの違い 9.5ミリ石膏ボード+天井防音パネルの効果は吸音材を使っていないため高音域が壁用に比べると若干下がりますが、性能アップする事で補えます。
逆に低音域はパネルの特殊構造で壁用防音パネルよりも防振性能が少し高い分、効果も若干高くなります。(パネルのみの性能)
抑えることの難しい低音域も性能アップで少し稼げるのでその点は大きいと思います。
※間仕切りの壁用防音パネルの実験効果と比べても、間仕切り壁は表と裏が石膏ボードなので純粋には比較できません。天井は石膏ボード1枚が普通なので、同じ条件で計測した場合になります。
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・性能アップについて
性能アップの方法は実験動画の方法以外もあります。(防音工事寄りな方法)
少し難易度が上がりますが、そこは出来る方、出来ない方がいると思いますので、相談して決定していこうと思っています。
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使う場所も様々なので、お客様のお住まいの情報などをいただいてから対策方法を決めていきますので、お気軽にご相談ください。
▼問い合わせ・相談
https://www.bouon-kobo-shin.com/contact
◎天井防音パネルのその他の実験
※スピーカーの音質が良いほど音の違いがよく分かります。
■天井防音パネルの実験①
▼YouTube
https://youtu.be/nEJkwXzXodc
▼インスタ
https://www.instagram.com/reel/Cdu8WA7pDf6/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
■天井防音パネルの実験②
▼YouTube
https://youtu.be/QHdF_r_l8MM
▼インスタ
https://www.instagram.com/reel/Cd7_JZrpsGT/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
■天井防音パネルを設置した天井にボールをぶつけて、既存天井と音の違いを比べた実験
▼YouTube
https://youtu.be/xDw9ceCHvRk
▼インスタグラム
https://www.instagram.com/reel/Cdx0MPKJAbE/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
※動画の内容はYouTubeもインスタグラムも同じです。
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