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DIY防音対策の新しい形


DIYで防音対策をしたいけど、売られいる商品は似たようなものが多くてきちんと効果が出るのか心配している方も多いと思いますし、実際になんらかの対策をしてイマイチだったり上手くいかなっかた方もたくさんいると思います。
昔からDIY防音ではそのような人達が大半を占めていて、自分で防音対策をして満足できている人は非常に少ないです。

理由は単純な話で、きちんと防音効果が出るDIY商品が少なすぎることです。
防音のハウハウも何も入っていない低品質の理屈だけでやる商品で効果が出ないのは当然の話です。
住宅は様々な構造/環境があり、一つの理屈を当てはめようとしても無理があるので、技術を使いその場所に適応させて防音効果を引き出します。

ネットやホームセンターなどの量販店で売られている商品を見てもそれらしい商品は見つからないし、初心者では難しいことは無理となってしまうところですよね。
そのようなことから防音工房 真では今までにない新しいDIY防音対策の形を考えました。

防音リフォームで多くのお宅に伺ってDIYや他業者工事で失敗している人を多く見てきたので、失敗の原因を洗い出してDIY初心者でも安心して作業ができ、防音効果もしっかり出るようにしました。

この記事では、DIY対策で高い防音効果を出すにはどんな事に気をつければよいかと、防音工房 真のDIY防音対策がどのようなもなのかを書いています。
この記事を読めば失敗のリスクも大幅に減り、当店が他の業者とは違うことが分かります。

DIY防音対策を失敗する原因


DIY防音対策で失敗している人を15年以上前から数多く見てきましたが、中には高額な費用をかけたのにも関わらず効果が出ないで終わっている人もいます。
現在でも他所で失敗した人からの相談が結構あるので、諦めた人などを含めると相当数の失敗者がいると思われます。
なぜ効果が出ずに失敗に終わるのかは商品自体に良いものが非常に少ないということがありますが、そのほかにもいろいろな原因があり、失敗する人には似たような特徴があります。

どんな人が失敗しているかというと、[慌てて商品を購入する][価格で商品を選ぶ][業者の言うことや見た目に入ってくる情報を鵜呑みにする][説明をよく読まない、よく聞かない][人の真似をする]
主にこのような人達に失敗者が多いです。
何も分からないうちに商品を購入してもリスクが高いだけだし、安かろう悪かろうでは意味がありません。
売上のことしか考えてないような業者なら、都合の悪い部分は言いませんし見せることもありません。
動画などで他人の真似をするのも、自分の住まいと環境が違えば無駄になってしまうことのほうが多いです。

防音効果のあるきちんとした対策を取りたいなら、それなりの進め方をしなくてはなりません。
でもそれは全く難しいことではありません。
人により事情や考え方が色々あるとは思いますが、失敗しないためには最初にしっかりとした計画を立てる事が重要になってきます。
出した費用に見合わない気休めの効果にしないためにも焦らず進めていきましょう。

DIY防音対策を失敗で終わらせないためにすること


DIY防音対策を始める時に注意する点は、[慌てない焦らない][よく調べる][自分の部屋の状況や目的に合った商品/業者を探す][落ち着いて作業する]ことです。

具体的に何をすればよいのかは簡単です。
DIYで部屋を防音しようと思ったら、自分が防音する場所(建物と部屋)がどんな状況なのかを知ることです。[防音対策のスタートはここからです!]
そうすることで間違った商品を選ばなくて済むようになり、その場所や自分の目的に合った商品が見つけやすくなります。
調べることは、<建物の構造><部屋内の構造と使われいる部材>です。
建物は木造/鉄骨造/コンクリート造など、部屋内は二重天井/木下地/軽天下地/コンクリート直/GL工法/二重床/石膏ボード/合板/タイル/塗り壁/フローリング/カーペット/クッションフロア/など
これらのことを調べておけば使える製品と使えない製品の判断が早くなるし、業者に問い合わせをす人は伝えれば話もスムーズになります。

自分で出す音で近所から苦情があったり、近隣からの騒音に悩む人は、一刻も早く対策したいと思う気持ちは理解しています。
しかし焦ってこの部分をすっ飛ばしてしまえば、リスクが最後まで付いて回ることになってしまいます。
なので自分の住まいについて調べることから始めましょう。

部屋の状況を確認したら自分の目的に合う商品か業者を探していくことになりますが、ここではできるだけ多くの情報を集めて比較していきます。
一つの商品、一つの業者に決め打ちせずに、広範囲に調べて比較するようにしてください。
基本的に商品と業者の説明は良い面しか書いていません。リスク0なんてものはないので比較して何が違うのかをよく調べて自分の目的に合うものを導き出してください。

商品を選ぶ際に注意する点は、一つの素材では効果が思うようには出ないということです。
防音効果を上手く引き出すには複数の素材を組み合わせることが基本ということを念頭に置いて商品を探して行きましょう。

選び方のコツとしては、商品説明を読んで自分の目的に適しているかを確認したら密度(重さ)をチェックします。
グラフの数値(効果)が気になると思いますがあまり気にする必要はありません。
理由は専門家が対策を立てるときに目安にしたりするもので、掲載された通りの効果は実際には出ずに下がると決まっているからです。
試験場と住宅では環境が違うので、試験場で出た単なる最高値と思ってください。
住まいは窓/ドア/換気口など音が抜ける部分が複数あり、試験場のように気密性が高い状態ではないので記載された数値より効果が下がるのは必然なんです。

それよりも、商品の密度(重さ)を確認したほうが効果の期待感が分かりやすいです。

密度が高いということは身が詰まっている、身が詰まっているということは音を通しにくいというわけです。全く同じ大きさで比べた場合には密度が高いほうが重くなるということです。
これは吸音材でも遮音材でも同じことが言えます。
そのようなことから、密度の単位〇〇kg/m3や〇〇kg/m2で数値の高さ(重さ)を見て、使える範囲のものを選ぶほうがグラフの数値を見るよりもわかりやすいと思います。

特に減少させるのが難しい振動を伴った低音域(固体伝播音)は防音した面が揺れないように重さが必要になります。
ようするに重さは遮音性能と防振性能に直結しているわけです。
これで密度の表記がないものを選ぶ必要はなくなるし、薄いフェルトやスポンジのような軽い商品だけでは効果が期待できないのが理解できたかと思います。


業者に相談する場合は専門業者一択になるわけですが、業者の選び方にもコツがあります。
どうするのかというと、問い合わせをして自分の目的を伝えて返答を比較します。この時に大事なのは相談する全ての業者に全く同じ内容を伝えて返答を聞くことです。
比較するためにどの業者が何を言ったかは別の業者には言わないようにします。
このようにすれば業者の持つ技術の差が少しは分かると思います。
そして分からないことについては遠慮せずに質問して答えをもらい、自分が納得できる業者を見つけてください。


自分の目的に合った商品が見つかれば、あとはやる気の問題だけです。
めんどくさがらずに丁寧に作業することを心がければ効果は自然とついてきます。
職人でも手を抜けば効果は落ちるので根気よくやることが大切です。

[慌てない焦らない]は[調べる][探す][作業する]の最後まで共通して言えることなのでとても大事なポイントです!

ポイントを押さえて無駄のない防音対策をする


紹介したことを順にやっていけば失敗のリスクは低くなるので、おさらいしておきます。

●ポイント
・とにかく慌てない、焦らない。
・いきなり商品を探さない、選ばない。
・建物や部屋の状況を確認する。
・製品/業者は自分の目的に合ったもの(ところ)を見つけるためによく調べる。
・一つの素材では防音効果は期待できない。
・商品に記載されている効果(数値)は住宅では出ない。
・製品の密度(重さ)は遮音性能と防振性能に関係している。
・密度の記載がないものは防音製品ではないと考えて除外する。
・作業は落ち着いて根気よく丁寧にやる。

以上のことを心がけてDIY防音対策を進めていけば良い結果につながると思います。

誰もが安い費用で解決したいと思う気持ちは理解をしていますが、必要のないものを購入して失敗をすればそれだけ無駄な出費になり費用対効果を下げる結果となってしまうので、価格の面は防音の内容から見ることをオススメします。

防音工房 真のDIY防音対策とは


当店のDIY防音対策とは、質の高い住宅防音工事を実際に長くやってきた施工技術者が考える防音対策です。
あらゆる住まいとあらゆる目的の防音工事を自ら手でやってきたので、その経験が活きた製品と提案でDIY防音対策をできるのが最大の特徴です。
当店が開業する(2020年)以前のDIY防音の商品や方法とは異なり、特注の防音材を使い防音工事の技術を取り入れた方法でその場所にや目的にあった防音対策ができます。

防音パネル製品では、どんなユーザーが使っても防音効果が出せる構造になっているので、難しい素材の組み合わせを自分で考える必要がなくスムーズに作業ができるようになっています。

費用を抑えたい方には防音パネルを使わずに防音素材を組み合わせて行う方法があります。
パネルを使うよりも少し手間はかかりますが、パネルと同等以上の効果も出せる自由度高い対策ができます。

どちらの方法でどんな目的で使っても施工方法で環境や目的に適応させるので市販のものとは効果の出し方(出方)が全然違うという事になります。
防音に慣れていない工務店などの簡易工事よりも高い効果が出せます。

聞いただけでは施工が難しのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
当店ご利用の95%以上がDIYの経験がない女性の方で、皆さん何の問題もなく作業を終えているので安心してください。効果も防音仕様(費用)なりにしっかり出ています。
当店代表(私)は住宅防音工事専門の施工技術者なので、防音効果の出し方や作業方法は豊富に持っており、初心者でも私の持っている技術を使えるように個別に説明を行っています。
そんなことができるのも、職人として数多くの現場で防音リフォームをして自分で納めてきたからです。

防音工房 真のDIY防音対策は一般向けの製品とは違い、住まいや目的に合わせた自分専用の防音対策ができます。

楽器/生活音/ペットのなどの[音漏れ対策]、隣人や上下階の騒音/道路騒音などの『騒音対策]
戸建て/マンション/賃貸どんな場所でも相談者の希望に合わせた防音対策方法を提案しています。

DIYで自分の部屋を防音したいと思った際にはお気軽にご相談ください。


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防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

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