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先日、アップライトピアノの反響音対策を行ったお客様から途中経過の報告がありました。 
 作業途中ですがメインとなる部分の作業を終え、効果があったことに喜んでおられました。
 
 当店に相談をいただいた時の内容は、
木造住宅で2畳ほどのピアノ室を作りアップライトピアノを演奏しているが、音の響きで頭や耳が痛くなって弾いてられないとのことでした。
 
 
相談前から自身でピアノ本体裏に毛布を入れて、壁にはカーテンを吊るしていました。

 これは部屋が狭いために起こる現象で、ピアノ本体から出た音が天井、壁用、床などに反射(反響)を繰り返して中々収まらないからです。(残響音) 
部屋が大きければ反射する面に届くまでや、反射した後の次の反射までに距離があるので音は弱まっていきますが、部屋が小さいと反射から反射までに距離がなく音が弱まりません。

 アップライトピアノは本体から出た音が背面の壁と床にダイレクトに反射するので、強い反射を繰り返す形になっていると判断できます。 

 そこで、もう少し家の構造や状況などを詳しく聞き、外への音漏れは気にしていない(気にならない)状況だったので、反響を和らげる対策をとることにしました。
 使った材料は当店ホームページ掲載の吸音ウールと制振フェルトです。 

 ・ピアノ背面の壁がメインの対策で、
吸音ウール二重+制振フェルトを壁1面設置
 


 
吸音ウールを二重にすることで吸音効果がアップし、広い周波数(音域)を持つピアノに対応できます。
 制振フェルトは壁に伝わる振動を伝えにくくする効果があるので、この2つの素材を合わせることで低音から高音までをカバー(軽減)しています。 

・ その他の壁面と天井は吸音ウール+制振フェルトで補助をする(反射面を少なくする)対策で部分設置
 
背面の壁以外も全て覆ってしまうと音ごもりしてしまう可能性があるので、反射面を少し残す形にしました。 

 ・床はそのまま(既存)の状態で、キャスター部分に制振フェルトを挟むだけにしました。
 
 
ピアノは床に設置する楽器で振動音がかなり大きいですが、これをやるだけで床へ伝わる振動が若干軽減されます。

賃貸ではなく持ち家でしたが新築だった為、お客様が壁に穴など開けたくないとの事で全て原状回復ができるようになっています。(賃貸で用いる作業方法にしました)

 外への音漏れは気にしなくてもよい状況でしたが、音が近隣に聞こえる悩みの場合は遮音材を使います。 


お客様は女性の方で、初めての問い合わせ時には私に来てもらって施工できないかと言うくらいDIYに自信がなかったですが、専用に作った説明書で問題なく出来ています。 
あと肌に影響(チクチクなど)がないか心配していましたが、当店の防音材は国内生産で安全性が高く、肌が弱く喘息持ちの私が毎日触れていても何の影響もないと説明したら納得していただけました。(実際に赤ちゃんが触れても大丈夫です) 

以下はお客様から来たメールです。
 質問も数点きていたのでひとつひとつ回答しました。
 

 
 
もうそろそろ完了する頃ですが、上手くいったは間違いないので良かったです。

 ピアノだけではなく他の楽器など、あらゆる音の音漏れ対策や、生活騒音、道路騒音、隣人騒音などあらゆる騒音対策の場合もお気軽ご相談ください。

 当店は長年の間、住宅防音工事を専門で(自分の手で)やってきているため、DIY対策でも他所とは出来る事の幅が違います。

 一般商品(業者)よりも少しレベルの高いDIY防音対策を当店のレクチャーでやってみたいという方は是非お問い合わせくだい。

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防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

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