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立てかけ吸音パネルは2023年1月から組み立て式の新しいタイプになりました
既に販売を開始しており、数名のお客様からご購入いただいております。



元々はピアノ対策のために開発したものですが、他の用途でも使用可能です。

壁に傷をつけることがないので原状回復が必要な賃貸にお住いの方にも使い勝手が良い商品になっています。



 ここ数年で材料費と運搬費が大幅に上がってしまったため、お客様の負担が上がらないように改良を加えました。 

 3月中にホームページに掲載予定でしたが現在注文数が多く、ホームページ制作依頼の準備が当分できそうもないため、先にこのブログで詳細を紹介しておこうと思います。 



 旧型との違いをひとつひとつ紹介していくほうが分かりやすいと思うので、以下を確認して検討していただければと思います。


 
 





 ◆組み立て式になりました。 

旧型: 1台(枚)もの 

新型: 上下2分割 


・大型商品で配送料がかなり高くなるので、上下2分割の組み立て式になっています。
 



 ・一度、当店で組み立てた(完成させた)ものを分割しているので、プラスドライバー1本で組み立てることが出来ます。


 
 

引っ越しの時など移動する時にはまた分割できます。





 ◆遮音材を内蔵することが可能になりました。

旧型: 裏面の合板に遮音材を貼る形。 

新型: パネル内部に納める形。


 
 

これにより、通常モデルと遮音効果をプラスしたパネルの2種類の製作が可能です。

  

※遮音材は通常モデル購入後にプラスすることも可能です。



 ◆サイズ 

旧型: 幅800ミリ×高さ: 1800ミリ 

新型: 幅900ミリ×高さ: 1800ミリ 

・幅が10センチ大きくなりました。 

※900ミリ×1800ミリ以下ならどんなサイズも製作可能です。



 ◆カラーなど(見た目) 

旧型: カラーバリエーションあり 

新型: シナ合板4ミリ(無塗装)のみ 

・カラー有孔ボードは仕入れ値が高く、シナ合板の有孔ボードの価格を超えてしまうので、はじめから少し高級なシナ合板の有孔ボードのみにしました。

 ・旧型の有孔ボードは4ミリと5.5ミリがありましたが、新型は4ミリのみとなっています。 

 ・旧型のパネル枠は白の化粧テープで仕上げていましたが、新型はテープを廃止してカンナで綺麗に仕上げた木製になっています。 

・プラスチックの見切り材も廃止しています。


 
 





 ◆価格 

旧型: 38,500円(税抜き) 

新型: 通常モデル39,500円(税抜き) 

新型: 遮音プラス44,900円(税抜き) 





◆梱包送料

旧型と新型の各1台分で6,000円以上の差があります。

※お住いの地域により送料が変わります。



 ◆効果 

通常モデル: 旧型の効果と変わらず。

遮音プラス: 既存の壁内部に入り込もうとする音が大幅に減るため、他の部分(天井裏、床下)に回り込む音も軽減できる。 

※旧型には5.5ミリ有孔ボードがあり若干の効果の違いはありますが、数値で見ないと分からないほどです。(体感できるほどの差はありません) 





 ◆DIYアレンジ 


有孔ボードを塗装することができます。
(無塗装でも十分に綺麗で経年変化で色が変わり独特な風合いが出てきます) 



 以上が新型パネルの詳細になります。

動画で製品紹介もやっているので、下部リンクからご覧になれます。 



よくピアノ対策のお問い合わせで、下のイラストのような商品(紙のボックスに防音材が入っている)と何処が違うのか?と質問をいただきますが、防音構造も効果も違います。



当店の防音パネルはこれらのような一般的に出回っている防音パネルよりも、低音域から高音域の低減幅も大きいですし、無駄な反響音も取り除いてくれます。

ピアノ専用に作られた商品よりも音の響きは取りすぎませんし、隣の部屋や隣戸に漏れる音が少ないです。



当店の床防音対策と併せることで低音と打鍵の振動も大幅にカットできるので、防音室を作ることが出来ない方や賃貸にお住いの方は小範囲で対策することが出来ます。





▼動画で製品紹介をしています






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▼旧型パネルの記事









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防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

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