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ホームページにはない立てかけ吸音パネルを使ってアップライトピアノ対策をしたお客様から、設置後の感想をいただいたので紹介します。

戸建て鉄骨造の5帖ほどの部屋を工事で防音室にしたが、耳が痛くなるほど反響が酷くてなんとかしたいと相談があった方です。

原因は石膏ボードの二重張りが原因で、コインシデンス効果で性能低下部分が出たためです。
一応、設計をしてもらったようですが、その設計士が素材の特性を理解していなかったということになります。(おそらく防音設計士ではなく、ハウスメーカーの設計士だと思います)

石膏ボードは他の資材に比べると非常に安価なので、防音を分かっていない業者(工務店・リフォーム業者)はすぐに使いたがります。
利益を上げるために安価な材料を使うという考えだけなので、工事依頼をした場合は工事内容をしっかり確認するようにしてもらえればと思っています。(同じような悩みを持つ方が多いです)


このお客様には
・既存の壁に直接防音材を貼る。
・防音材を購入して自身で簡易防音パネルを作る。
・当店でパネルを製作する。
上記の3つの提案をして検討してもらい、当店でパネルを製作することになりました。

対策した部屋は下図になります。


ピアノは下の写真になります。

ピアノだけではなくバイオリンも演奏するそうです。


使った防音パネルは特注で、ホームページにある立てかけ吸音パネルの有孔ボードがないタイプを設置しています。

有孔ボードは多少の反響があり、発生した反響を減らす量が減るので、吸音性能を最大限に活かすように考えました。
部屋自体の遮音は割とあるので遮音材も使っていません。

このパネルを3枚使って対策しています。

パネルには後から手を加えられるようにしてあるので、効果が足りない場合は性能アップやその他の場所で追加対策を考えていましたが、その必要はないくらい上手く効果が出ました。
※このお客様のような部屋の状況を改善するのは結構難しいです。

・お客様からのメール






このメールの後に写真を送ってもらおうと頼んでみましたが、1週間ほど待ってもいただけないので諦めてこの記事を投稿しました。
ちょっと残念でしたが問い合わせ当初から情報漏洩をかなり気にしていて、最低限のやりとりでお願いしますと言っていたので無理なお願いだったのかもしれません。
もし写真をいただいた場合は後からこの記事に追加しておこうと思います。
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※写真をいただいたので追加します(2024/1/7)
部屋全体でピアノの反響が強い状況でしたが、これだけ小さな対策範囲でほとんどが収まっています。

お写真をいただいた時に僅かな残響音についてアドバイスをしたのですが、それを行ったら更に収まったようです。
少しの工夫で環境が変わることに驚いていました。
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反響音が大きくパネルではなく防音材のみで対策したお客様もおり、その方の記事もありますので気になる方は下部のリンクからご覧ください。


相談だけで当店で対策していない方もいますが、同じような悩みを持つ方は結構多いです。
今回の記事のお客様も注文前の相談中のやりとりで、もっと早く当店のことを知っていれば防音室を作った時の結果は変わっていただろうと言っていました。

住宅防音はDIYだろうと工事であろうと、建物やその他の状況に合わせた対策が必要になります。
きちんとした防音工事の経験がなければ、建物や状況を無視されたり、材料の使い方を理解していないということもあるので、心配な方は何かを依頼したり購入をする前にお気軽にご相談ください。



◆ピアノの反響音が酷く防音材で対策したお客様の記事

http://bouondaiku.blog.fc2.com/blog-entry-479.html?sp


◆防音対策を失敗しないように読んでもらいたい記事

https://note.com/otoreform/n/n108b763d6ab0


https://note.com/otoreform/n/n06131d560867


◆問い合わせ・ご相談は

https://www.bouon-kobo-shin.com/beginner
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防音職人2号
防音職人2号

ようこそ!
防音工房-shin-真の篠木です。
2006年から住宅防音の設計会社で防音リフォームをしていた施工技術者(大工職人)です。
長い現場経験からDIY でも高い効果が得られる防音パネルの製作をしています。
わざわざ業者を呼んで簡易防音の工事をするならDIYでやってみてはいかがでしょうか。
防音施工に慣れていない業者に工事を依頼するよりも高い防音効果が出せますよ!

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